湖北市民会議は今後想定される人口減少を悲観的にとらえるのではなく、これを新しい地域のあり方を考えるチャンスとして捉え、地域内外の方から選ばれる「環境経済都市」を目指して活動しています。ビジネスを軸に地域エネルギーの未来を拓く「環境経済部会」、環境教育を通じて若い世代に環境意識の根付いた地域を創る「環境教育部会」、幅広い世代の住民が文化・スポーツに親しむことのできるまちを実現する「地域移行部会」。3つの部会の取り組みが相乗効果を生み新しい魅力あふれる湖北地域を実現します。
環境経済部会は環境とビジネスを掛け合わせた視点を持って活動を行う部会として、その活動の一環で、まずは長浜市に提言を行い実現した「長浜市ゼロカーボンシティ宣言」の取り組みに沿って長浜市と共に様々な活動に取り組んでいます。ゼロカーボン推進に向けたフォーラム開催や長浜市行政が主導する「こほくゼロカーボン推進連絡会議」への主体的な参画などを通して、湖北地域内での新しいエネルギー循環の仕組みづくりを模索するなど、持続可能な湖北地域の姿を描き、具体的な行動を推進していきます。またゼロカーボンを推進する取り組みに加えて他にも「環境とビジネス」という大きな視点でこの地域の魅力を最大化するような取り組みができるような活動を日々模索しています。
環境に対する意識がしっかりと根付いた地域にしていくためには、次世代を担う子どもたちの環境に対する理解と意識を深めることが大切です。環境教育部会では地元中学校生徒会の皆さんに向けた環境教育出前事業をはじめ、学校での環境学習サポートなどを行い、環境課題についての理解を深め、具体的な取り組みについて考える機会を提供しています。活動を通じて、地域の子どもたちが環境のことをより自分ごととしてとらえられるようはたらきかけ、その取り組みから学校、そして地域が変わっていくという意識を若い世代に着実に広げていきます。
文部科学省などから「部活動を学校単位から地域単位の取組とし,学校以外の主体が担う」いわゆる部活動の地域移行の方針が打ち出され、全国的に検討が始まっています。 湖北市民会議では部活動の地域移行を「単なる学校から地域への運営主体の変更」とせず、文化・スポーツを通じた新しいコミュニティづくりや、既存の競技種目の枠にとらわれずに、地域の特色をいかしながら、魅力的な文化・スポーツ環境の整備と、新たな地域のモデルの実現を目指しています。その為に関係諸団体の方々との個別の意見交換や、フォーラム開催を通じて地域のニーズや課題を把握し、幅広い世代が魅力的な文化・スポーツに触れることのできる地域の姿を実現していきます。
目的 | 湖北市民会議は、湖北地域の将来展望について討議し、具体策を提言し、その実現に向けて行動することにより地域の活性化に寄与することを目的に設立されました。 |
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事業内容 | (1) 地域の活性化に関する調査、研究。 (2) 成果の発表と普及啓発。 (3) その他、目的達成のために必要な事業。 |
部会 | (1) 環境経済部会 (2) 環境教育部会 (3) 地域移行部会 |
会員数 | 35名(2024年5月13日現在) |
企業会員 |
企業会員数:27社
※順不同 |
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個人会員 | 個人会員数:9名 |